2019年7月28日日曜日

ダンダダン酒場で第2の串カツ田中になれるのか!NATTY SWANKYの成長性。

NATTY SWANKY(7674)。

ギョーザを軸にした居酒屋「ダンダダン酒場」を首都圏で展開。
地方中心にFC展開も。
2007年設立で2019年3月にマザーズに上場。

【財務】
自己資本比率49.0%、時価総額59.5億。
18/6期売上29億、営業1.6億、経常1.5億、当期4.2億。
19/6期予想売上40億、営業3.4億、経常3.2億、当期4.4億。
20/6期予想売上48億、営業4.1億、経常3.9億、当期5.0億。

特筆すべきは営業利益率。
19/6期は7.7%です。
串カツ田中の18/11期は7.2%、鳥貴族の18/7期は4.9%です。


【お店】
ダンダダン酒場は地元にあるので行ったことはないんですが、
ツイッター界隈での評価は非常に良さそうです。

肉汁餃子の写真が結構アップされています。
王将の餃子とちがって確りとしたボリュームがある印象。
ビールとすごくあうようです。
客単価は2,000円程度ですので、通いやすい印象。
串カツ田中や鳥貴族と同じようなメニューを絞った業態ですね。
接客も良好なようで、安心です。

すべてツイッターや口コミなんで、実体験でないのが残念ですが。。

【出店ペース】
直営の出店は月に1店以上を予定。
首都圏の乗降客3万人以上の263駅を照準。
地方では愛知2店、福岡3店と出店余地は大。

直営で東京中心に年12店。
上場で高まった知名度を背景に、
大阪や愛知で一気にFC出店をする可能性もありますね。

【株価】
上場時の初値は3,930円。
初値をピークに一時2,500円まで下落し、足元は3,165円まで回復。
7月の上旬には一時3,745円まであがりましたが、
雨の続いた7月の月次が低調なことをおそらく懸念して下がっています。
予想PERは22.0倍で推移。

ダンダダン酒場の単一業態で、利益率も高いので、
当面は出店を続ける限り業績は上がり続け、
それに伴って時価総額も拡大を続けるでしょう。

19/11予想売上100億、営業利益7億の串カツ田中の時価総額が223億円。
中長期的にはこの水準までは十分に可能だと考えます。







2019年7月26日金曜日

ファンデリーの目標株価

ポートフォリオ3位の主力株、ファンデリー3137。

株価の成長期待は○。

生活習慣病患者や予備軍向けに健康食を宅配。
医療機関等にカタログ配布、無料紹介で成長。

マザーズ上場、自己資本比率63.7%、時価総額105億。
18/3期売上33億、営業6.4億、経常6.5億、当期4.2億。
19/3期売上33億、営業7.1億、経常6.9億、当期4.4億。
20/3期予想売上48億、営業9.3億、経常7.8億、当期5.0億。
21/3期四季報予想売上70億、営業13.6億、経常13.0億、当期8.2億。

柱の定期注文型の健康弁当は前期末のテレビ放映が貢献。
味が薄いという評判をよく聞きますが、
メインターゲットの生活習慣病患者にはそれが最適なんでしょう。

12月に新工場の稼働を計画。
3Qまでは売上漸増で、4Qに爆増を計画。
それにあわせて20/3月に3円の初配当を発表。
工場稼働による安定成長への自信のあらわれ。

新工場では味を訴求する弁当を開発するとのことで、
薄味弁当を食べざるを得なかった患者たちにはきっと好評をえると思います。

高齢社会が一層進むことを考えると潜在マーケットは非常に大きいと思います。
そのわりにこれまでの売上成長スピードが遅く、会員数の伸びも緩やかでした。

供給能力は工場の稼動で飛躍的に伸びますが、販売先がそこまであるのかが疑問です。
ここが明らかになれば、一気にブレイクしていくのでしょうか。

7月末に発表される2Q決算でその辺りのヒント
(販管費の増加とか会員数の伸びとか)が出ているといいのですが。

7/26時点株価1,492円
20/3期予想PER19.1倍
21/3期予想PER11.6倍

21/3期予想に蓋然性がでてこれば、21/3期予想対比で足元のPERにちかい
2,400円程度をめざせるのではと思います。